厚木市でクワガタを見たい、探したいと思い始めたとき、「どこへ行けばいいのか」「採っていいのか」「夜じゃないといないのか」と迷う点が重なりやすいですよね。
厚木市在住で地域情報メディア『厚木のじかん』を担当している櫻井ひでひこです。わたしも子どもたちが小さい頃、夏になると「クワガタ見に行こう」という流れになって、最初はどこへ行けばいいかよく分かりませんでした。
この記事では、厚木市でクワガタを探す前に確認したいこと、場所の選び方、夜と昼の違い、採集以外の楽しみ方を順番に整理します。実際に行ける場所も3か所紹介しています。
クワガタが気になり始める時期の目安
厚木市周辺でクワガタの活動が活発になるのは、7月上旬から9月下旬頃が一般的な目安です。カブトムシより少し長く、初夏から秋口まで見られることがあります。
ただし、発生の早い年もあれば遅い年もあります。気温や雨の量によって変わるため、「今年はどうか」は毎年確認が必要です。
見つかりやすい木と環境の読み方
クワガタが集まりやすいのは、クヌギやコナラの樹液が出ている木です。七沢エリアや丘陵寄りの緑地には、こうした木が比較的多く分布しています。
樹液の出方は木によって毎年違います。去年見つけた木が今年も出ているとは限らない。それが雑木林を歩く面白さでもあり、毎回の確認が必要な理由でもあります。
厚木市で行ける自然スポット3か所
採集観察どちらを目的にするかで、向くエリアは変わってきます。駐車場の有無やアクセスも含めて、わたしが実際に確認した3か所を紹介します。
- 神奈川県立七沢森林公園
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厚木市七沢エリアにある面積64.6ヘクタールの県立公園。クヌギ・コナラの雑木林が広く残り、自然観察向きの環境が整っています。散策路が複数あり、昼間でも歩きやすい。入園無料。
2026年○月○日に管理事務所へ電話で確認したところ、夏は昆虫採集を目的に来園する人も多いとのことでした。雑木林周辺ではヒルが出ることがあり、特に雨上がりは注意が必要との案内もあったため、虫よけなどの準備をしておくと安心です。採集ルールの最新情報は利用前に管理事務所や公式情報で確認してください
本厚木駅から神奈中バスで七沢温泉入口停留所下車、徒歩8分。駐車場あり。採集可否は管理事務所に要確認。公式サイト:www.kanagawa-park.or.jp/nanasawa/ - 【あつぎこどもの森公園】
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2016年に開園した里山型の公園です。園内にはクヌギの丘やコナラ林があり、自然観察をしながら散策できます。
2026年○月に厚木市公園緑地課へ電話で確認したところ、クワガタが見られることもあるとのことでした。ただし、公園のルールとして園内の生きものは持ち出しできません。
そのため、採集よりも観察向きのスポットとして考えるとよさそうです。
園内ではヤマビルが発生するため、長袖・長ズボン・運動靴での利用がおすすめです。公式案内では、靴や足首への忌避剤の使用も案内されています。
開園時間は4月〜9月が9時〜17時、10月〜3月が9時〜16時。入園は無料です。利用前に最新情報を
公式ページで確認してください。 - あつぎ郷土博物館
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厚木市下川入にある市立の博物館で、入館無料。昆虫標本や自然展示があり、採集なしでクワガタに触れられる接点のひとつです。学芸員による昆虫観察会の実績もあり、開催情報は公式サイトかSNSで確認を。開館時間9時~17時(月曜休館)。公式サイト:www.city.atsugi.kanagawa.jp/atsugicitymuseum/
3か所とも、行く前に駐車場の入口と開園・閉館時間を調べておくと動きやすいです。特に七沢森林公園は広いので、どの入口から入るか先に確認しておくとスムーズです。
公園と雑木林では見方が変わる理由
公園の場合は、管理された整備エリアと自然の緑地エリアが混在していることが多く、樹液の出る木があるかどうかは現地で確かめるしかありません。目撃情報が出ていても、状況は年によって変わります。
雑木林や里山系のエリアは環境としては適していても、私有地が多く含まれます。「開放的に見える山林でも、多くは個人の土地」という前提を持っておくことが必要です。
私有地と立入禁止を見分けるための視点
柵がない、標識がないからといって誰でも入れる場所とは限りません。山沿いや川沿いの林は、特に確認が難しいエリアです。
迷いやすいのが、生活道路の脇にある小さな林です。周辺の家や農地の所有者の土地であることが多く、安易に入るのは避けたほうが無難。公有地であっても、エリアごとにルールが異なる場合があります。
採集してよいか確認しておきたいこと
「公園だから採っていい」とはなりません。公園によっては昆虫採集が禁止されているところもあります。

採集できるかどうかは、公園ごとに現地か公式サイトで確認が必要です
採集可否は、現地の案内板や各公園の管理事務所に問い合わせるのが確実です。事前に一本確認する手間が、あとで気まずい思いをしないための一番の近道です。曖昧なまま持ち帰ると、後から「ここは禁止だった」と分かることもあります。
夜に探しに行くときの安全面の整理
クワガタは夜間の活動が活発で、樹液に集まる時間帯は夜が中心です。ただし、夜間の外出にはいくつか気にしておきたいことがあります。
- 足元は舗装されていないことが多い
- 照明のない道では転倒しやすい
- 夜間の公園利用に制限がある場合がある
- 道路沿いの灯火周辺は交通安全に注意
- 虫刺されは翌朝になって気づくことも
公園の夜間利用が可能かどうかは、公園ごとに異なります。出かける前に開園・閉園時間を確認しておくと安心です。
昼間に出かける場合の暑さ対応
クワガタを昼間に見つけるのは夜より難しいですが、木の根元や樹皮の隙間に潜んでいることがあります。昼は観察向きの時間帯と考えるのが自然かもしれません。
夏の日中の雑木林は日陰があっても蒸し暑く、熱中症のリスクが上がります。水分、帽子、日焼け止めの準備は必須。わたし自身、「ちょっとだけ」のつもりで出て、思いのほか歩いてしまったことがあります。
持ち物と服装で失敗しやすい点
虫刺され対策の基本。サンダルは足元が不安定で危険なので運動靴以上を選んでください。
頭に付けるタイプだと両手が使えて動きやすいです。懐中電灯だと木を触る際に不便です。
林の中は蚊やブヨが多い場所も。現地で塗り忘れると、帰宅後にまとめて刺された跡に気づきます。
採集できる場所の場合、虫を入れる容器と木の枝、土も少し用意しておくと持ち帰り後の負担が減ります。ただし採集可否の確認が先です。
採集よりも観察が向く場面の見方
採集禁止のエリア、夜間に動けない状況、小さな子どもと一緒の場合は、「観察」に目的を切り替えると動きやすくなります。
木に近づいて樹液の出方や、集まっている虫の種類を観察するだけでも十分な発見があります。採ることより、見ることの面白さを先に知っておくと、のちのちの外出が楽になる気がしています。
今週末の動き方を一つだけ決めるとしたら
今日できる小さな一歩は、紹介した3か所のうち一つだけ公式サイトを開いてみることです。七沢森林公園なら駐車場の入口、あつぎ郷土博物館なら今月の展示情報、ぼうさいの丘公園なら夜間利用の可否、確認できることはそれぞれ違います。
夜間外出の準備が整わないうちは、昼間の観察からでも十分楽しめます。樹液の出ている木を一本でも見つけると、また来たくなるものです。そのひとつの発見が、夏の外出の記憶になってくれたらうれしいです。
厚木市内でも場所によって環境はかなり違います。まずは公式情報を一か所だけ開いて、行き先の見当をつけてみてくださいね。













