契約や車の購入などで印鑑証明が急に必要になり、まず印鑑登録をどう進めればいいのか調べ始める方は多いと思います。登録する印鑑や本人確認書類の決まりがはっきりせず、代理での手続きができるのかも気になるところです。
地域情報メディア『厚木のじかん』のエリア担当ライター、櫻井ひでひこです。厚木市で暮らしながら、窓口の混みやすい時間や行きやすさも含めて手続きを見るようにしています。
この記事では、厚木市での印鑑登録の進め方、本人と代理人での違い、印鑑登録証明書を取るときとの違いを、順番に見ていきます。
印鑑登録と印鑑証明書はどう違うか
契約や車の購入の場面で「印鑑証明を持ってきてください」と言われて、初めて印鑑登録という手続きの存在に気づく方は少なくありません。印鑑登録は、実印として使う印鑑を市に登録する手続きです。
印鑑登録証明書は、その登録済みの印鑑が本物であることを証明する紙で、登録が済んでいなければ発行できません。まず登録を済ませ、その後で証明書を取るという二段階の手続きなんですよね。
厚木市で登録できる窓口を確認する
見落としやすいのが、印鑑登録を受け付けている窓口が限られている点です。厚木市では本庁舎一階の市民課窓口のみで、本厚木駅などの連絡所や各地区市民センターは登録の申請対象外。
受付時間は平日の午前八時三十分から午後五時十五分まで、土曜日は午前八時三十分から正午までとなっています(祝日を除く)。仕事帰りに寄るなら、平日の窓口が閉まる時間には少し余裕を持っておくと安心です。
本人が窓口へ行くときの持ち物
本人が窓口に来られる場合、まず用意したいのは登録したい印鑑と本人確認書類です。何を持っていくかで当日の進み方が変わってきます。
- 登録したい印鑑
- 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類
- 健康保険の資格確認書や年金手帳(顔写真付き証明書がない場合)
顔写真付きの証明書がないときは、健康保険の資格確認書や年金手帳などに加えて、成人で登録済みの方の保証が必要になる場合もあります。この保証人がいないと、その日のうちに登録が終わらないこともあります。
よく忘れやすいのが、登録したい印鑑そのものです。証明書だけ持って窓口に来てしまい、印鑑を自宅に置いてきたというケースは意外とあるんですよね。
登録できる印鑑で確認したい点
登録できる印鑑には、大きさや文字についていくつかの条件があります。窓口で断られることがないよう、事前に確認しておきたいところです。
- 印鑑の大きさ
-
短い辺が八ミリ以上、長い辺が二十五ミリ以内が目安です
- 使える文字
-
氏と名の全部か、氏だけ、名だけの組み合わせが基本です
これ以外の表記や、極端に大きい印鑑を使いたいときは、事前に市民課へ電話で確認しておくと当日に迷いません。摩耗して判読しにくい印鑑も避けたほうがよさそうです。
窓口で行われる本人確認の方法
本人確認の方法は、持っている書類によって扱いが変わります。運転免許証やマイナンバーカードなど官公署発行の顔写真付き証明書があれば、確認はその場で完了しやすいです。
顔写真付きの証明書を持っていない場合は、保証人による確認か、自宅に照会文書を送って本人であることを確かめる方式になります。文書照会方式になると、登録まで数日程度はかかる。
代理人が手続きする場合の流れ
本人がやむを得ない事情で窓口に行けないときは、代理人による申請もできます。委任状や代理人自身の本人確認書類など、通常より用意するものが増えます。

代理での申請は持ち物が意外と多いんですよね
代理人が申請する場合でも、即日で登録するには保証人の押印が必要になることが多いです。保証人がいない場合は文書照会方式となり、その場での登録はできません。
窓口での登録が完了するまでの流れ
窓口での流れは、持ち物がそろっているかどうかで大きく変わります。おおまかな進み方を順番に見ていきます。
市民課窓口で印鑑登録申請書に必要事項を記入します。
登録したい印鑑と本人確認書類を職員に提示します。
顔写真付きの証明書か、保証人の押印などで本人確認が行われます。
必要な書類がすべて用意できていれば、その場で登録と証明書の発行まで進みます。
一方で、本人確認書類が心もとない場合や保証人が見つからない場合は、自宅に文書が送られてくる方式に切り替わります。数日単位の時間がかかることを、頭のどこかに置いておくと落ち着いて動けます。
証明書を取るときに必要なもの
登録が済んだあとに証明書を取るときは、登録のときとは違う持ち物になります。必要なのは印鑑登録証、いわゆるカードと、窓口に来る方の本人確認書類の二点です。
実は、印鑑登録証明書の請求は代理人でも行えます。ただしカードそのものが必須で、委任状は不要という点は登録の手続きと異なるので、混同しないようにしたいところです。
印鑑や登録証をなくした場合の対応
印鑑登録証やカードをなくしてしまったときは、そのままにしておくと悪用される不安が残ります。厚木市では紛失の場合、登録の廃止と新規登録という手続きになります。
カードが破損しただけであれば再交付という別の手続きで済みますが、紛失とは扱いが異なります。どちらに当たるか分からないときは、わたしなら電話で状況を伝えてから来庁するようにしています。
登録できないことがあるケース
登録できない印鑑がどのようなものかは、事前に知っておくと窓口でのやり直しを減らせます。外周が大きく欠けていたり、印影がかすれているものは登録できません。
逆さ彫りやゴム印、いわゆるシャチハタなどのスタンプ印も対象外です。持っている印鑑がどれに当たるか迷ったら、わたしは窓口へ持参して確認してもらうようにしています。
厚木市の公式情報を確認する方法
ここまでの内容は、記事作成時点で確認できた厚木市の案内にもとづいています。制度や必要書類は見直されることがあるため、申請前には厚木市の公式ページで最新の内容を確認しておきたいところです。
申請前には厚木市の公式ページで最新の内容を確認しておくことをおすすめします
電話で市民課に問い合わせれば、自分のケースで何が必要かをその場で教えてもらえます。窓口に着いてから慌てるより、行く前に一度確認しておくほうが自分には合っています。
最後にわたしから伝えたいこと
印鑑登録は、必要になってから急いで調べることが多い手続きです。今日か明日、印鑑証明の予定が見えているなら、まず登録したい印鑑と本人確認書類を財布のそばに置いておくと動きやすいです。
わたし自身、必要な書類を一つ忘れて出直したことがあり、事前に一度公式ページを見ておく大切さを感じています。整体院の仕事帰りに寄れるかどうかも、いつも先に確認するようにしています。
この記事を読んで、次に何を持っていけばいいかが少し見えてきたなら嬉しいです。週末の空いた時間に、必要なものを一度メモに書き出してみてくださいね。













