家族の施設入所や短期入所を考え始めると、食費や居住費がどのくらい増えるのか、まず気になってくるものです。
地域情報メディア『厚木のじかん』のエリア担当ライター、櫻井ひでひこです。整体院を営みながら、車での移動が多い暮らしをしています。
この記事では、介護保険負担限度額認定証がどんな費用に関わるのか、対象になりやすい人の傾向、厚木市で確認する窓口の順に整理します。
施設利用で増える食費と居住費
介護保険負担限度額認定証は、施設に入所したときやショートステイを利用したときの食費と居住費(部屋代)を軽減する仕組みに関わる証明書です。
施設サービスの利用料そのものではなく、食費と居住費の負担段階に関係する点は、最初に整理しておくと分かりやすいです。
対象になりやすい人の傾向とは
見落としやすいのが、対象になりやすいかどうかは世帯の課税状況と預貯金の額の両方で見られる点です。市民税が非課税の世帯で、預貯金など一定額以下の資産に収まっている場合が対象になりやすい傾向にあります。
世帯分離をしている配偶者の分も合わせて確認される場合があり、この範囲は複雑になりやすいところ。

ここ、家族の状況ごとに見え方が違うんです
対象になりにくいケースの傾向
世帯に課税されている方がいる場合や、預貯金が基準額を超えている場合は、対象になりにくいケースとして扱われやすいです。
年金の種類によって収入の数え方が変わることもあるので、自分の家族のケースがどちらに近いかは、思い込みで決めない方が安心です。
- 食費
-
施設での食事にかかる費用のことです。
- 居住費
-
施設の部屋を使うためにかかる費用のことです。
厚木市介護福祉課で確認すること
厚木市で介護保険負担限度額認定証を扱っているのは、市民福祉部介護福祉課の介護給付係です。所在地は厚木市中町3丁目17番17号、市役所本庁舎2階になります。
電話番号は046-225-2240、開庁時間は月曜から金曜の8時30分から17時15分までです。土曜、日曜、祝日と年末年始は閉庁日となっています。
申請前に手元で整理したいもの
申請前に手元で整理しておきたいのは、介護保険の被保険者番号、世帯の課税状況、預貯金や有価証券の通帳の写しです。
わたしも家族の手続きに付き合ったとき、通帳のコピーが足りずに一度窓口へ戻った経験があります。事前に何を持っていくか整理しておくと、当日に焦らなくて済みます。
必要書類で迷いやすいポイント
必要書類でつまずきやすいのが、預貯金の範囲です。同じ種類の預貯金を複数の金融機関に持っている場合、そのすべての写しが必要になります。
配偶者が世帯分離をしている場合や内縁関係にある場合も、書類の扱いが変わることがあります。家族構成が少し複雑なご家庭ほど、早めに窓口へ相談しておく方が無理がありません。
- 被保険者番号が分かるもの
- 預貯金や有価証券の通帳の写し
- 個人番号を確認できる書類
更新のタイミングで気をつけたいこと
更新の申請は、期限を過ぎると認定証の交付が遅れたり、負担段階が変わったりする可能性があります。厚木市では令和8年6月30日までの手続きで、要件を満たす方には7月下旬までに認定証を発行する予定と案内されています。
この期限は年度ごとに変わることがあるので、毎年同じ時期だと思い込まない方が安心です。
施設利用前に見落としやすい点
施設利用前に見落としやすいのが、介護認定を受けていないと負担限度額認定証の申請自体ができない点です。まず介護認定の申請が済んでいるかどうかを確認しておく必要があります。
ケアマネジャーに相談すると話が早いこともありますが、認定証の交付は市の審査を経るものなので、市への確認は別に残しておく方が確実です。
まず介護認定を受けているかどうかを確認します。
よくある勘違いと注意したい点
よくある勘違いとして、申請すればすぐに認定証がもらえると思われがちですが、審査を経てから発行される仕組みです。
郵送申請や代理での申請も可能とされていますが、必要書類は家族の状況によって変わる可能性があるため、事前に電話で確認しておくと当日の手間が減ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請先 | 厚木市介護福祉課 介護給付係 |
| 電話 | 046-225-2240 |
最後にわたしからの一言です
今日できる小さな一歩は、家族の預貯金の通帳と保険証をまとめて、写真に撮っておくことです。それだけでも、次に窓口へ行くときの動きが変わってきます。
わたしも整体院の帰りに市役所へ寄ったとき、書類が手元にそろっていたおかげで話がスムーズに進んだ経験があります。準備しておくと当日の負担がかなり軽くなると感じています。
今週末、少し時間が取れたら、家族の書類を一度まとめてみてくださいね。それだけで、次の一歩が随分楽になる時間になったらうれしいです。













