妊娠が分かったとき、母子手帳を受け取りに行けばいいのか、先に何かを届け出る必要があるのか、その順番がよく分からなくて迷う方は多いと思います。わたしも娘たちが生まれたとき、妻から「先に電話しておいてよかった」と聞いて、なるほどと思ったんですよね。
厚木のじかん、エリア担当ライターの櫻井ひでひこです。厚木市在住で、地域の手続き情報をなるべく分かりやすく整理するようにしています。今回は、厚木市で母子手帳を受け取るまでの流れと、見落としやすい点をひと通り並べました。
妊娠届との関係、交付場所と受付時間、持ち物、面談の内容、転入や紛失のケースまで、順番に確認できるようにしています。
母子手帳を調べ始めるタイミング
医療機関で妊娠と診断されたら、早めに動き始めるのが自然な流れです。厚木市では交付が予約制になっているので、思い立ったときにすぐ行けるわけではありません。
診断を受けてから窓口へ電話し、予約日に出向くという二段階になります。予約なしで訪ねても対応はしてもらえますが、予約者が優先されます。
妊娠届と母子手帳の関係を確認する
母子手帳は、妊娠届出書を窓口へ提出した流れの中で交付されます。「届出」と「受け取り」が同じ日に同じ場所で完結する仕組み。先に届出だけ済ませる必要はありません。
妊娠届出書は、厚木市保健福祉センター2階の交付窓口か、市内の産婦人科で入手できます。公式サイトからもダウンロードできるので、事前に記入しておくと当日が楽です。
受け取り前に確認したい持ち物の一覧
先に結論を言うと、マイナンバーカードが一枚あれば本人確認の書類はほぼそれでまかなえます。カードがない場合は、通知カードや住民票(個人番号入り)と、写真なし身分証2点の組み合わせが必要になります。
- 妊娠届出書(マイナンバー記入済み)
- アンケート(妊娠届出書の裏面)
- マイナンバーカード(本人の場合)
- 本人確認書類(免許証など写真付き1点)
代理人が届け出る場合は、代理人の本人確認書類が必要です。ただし、支援給付の申請は妊婦本人でないと手続きできませんので、その点は別で考えておく必要があります。
厚木市の交付場所と受付時間の確認
交付窓口は、厚木市保健福祉センター2階のこども家庭センターです。住所は中町1-4-1。平日の交付時間は10時から16時で、受付自体は8時30分から17時15分まで対応しています。
土曜日も月に2回程度、13時から16時の交付日が設定されています。ただし土曜の日程は予告なく変更になることがあるため、事前に電話で確認しておくと二度手間になりません。
予約の電話番号は046-225-2929です。
面談で出やすい内容と準備しておくこと
交付当日は、手続きと面談で30分から1時間ほどかかります。余裕のある時間帯で予約するのがいいと思います。仕事帰りにさっと寄ろうとすると時間が足りなくなる可能性があります。
窓口では「母子保健コーディネーター」が面談を行います。妊娠中の不安や心配事を話せる場でもあります。特別な準備より、気になっていることをメモしておくだけで十分です。

面談は30分〜1時間かかるので時間に余裕を持って予約を
妊婦のための支援給付も同日に申請できる
母子手帳の交付と同じ日に、妊婦のための支援給付(5万円)の申請もできます。妊婦本人との面談時に申請書を提出する流れです。
申請に必要なのは、妊娠確認書類(エコー写真や領収証など)、本人確認書類、振込先の口座情報、印鑑です。口座情報はスマートフォンの画面提示では受け付けてもらえないため、通帳またはキャッシュカードを持参する必要があります。
転入したときに見ておきたい手続き
妊娠中に他の市町村から厚木市へ転入した場合、母子手帳はそのまま使い続けられます。一方、妊婦健康診査の補助券は転入日以降、前の自治体のものが使えなくなります。
迷いやすいのが、転入直後の健診のタイミングです。転入届を出した後、速やかにこども家庭センターへ予約を入れておく必要があります。転入から届出までの間に受診した場合は、償還払いの制度を使える場合があるため、窓口で確認するのが安心です。
- 転入時に持参するもの
-
母子健康手帳、前市区町村の妊婦健康診査費用補助券、本人確認書類(免許証など)
紛失したときに確認したい窓口と流れ
母子手帳を紛失した場合の再交付については、厚木市の公式ページに詳細な手順が掲載されていないため、こども家庭センターへ電話で確認するのがいちばん確実です。
電話番号は046-225-2597(こども保健第一係)です。再交付の手続き内容や必要書類は変わる可能性があるため、窓口で直接確認することをおすすめします。
妊婦健康診査の補助券と使い方
母子手帳を受け取るときに、妊婦健康診査の補助券も一緒に交付されます。令和7年度から、補助額は最大で補助券8万円分と追加補助券3万円分を合わせた11万円まで拡大されています。
補助券には「医療機関専用券」が含まれており、使える医療機関の種別が決まっています。受診前に医療機関へ確認しておくと余計な手間が省けます。
交付の流れを一度整理しておく
手続きの順番をひとつにまとめると、次の通りです。
産婦人科などで妊娠と診断されたら、次の手続きへ進む準備を始めます。
046-225-2929へ電話し、来庁日時を予約します。
妊娠届出書に事前記入し、マイナンバーカードや本人確認書類を用意します。
手続きと面談を経て、母子手帳と補助券を受け取ります。所要時間は30分から1時間程度。
厚木市の公式情報を確認する方法
窓口の受付時間や土曜の交付日、必要書類の最新情報は、厚木市公式サイトの「こども家庭センター」のページで確認できます。制度の内容は変わることがあるため、動く前に一度見ておくと安心です。
電話での問い合わせ先は、こども保健第一係(046-225-2597)です。予約専用の番号(046-225-2929)とは別になっているため、書類の内容や手続きの確認は2597番へ、予約は2929番へ、と使い分けるのが分かりやすいと思います。
見落としやすいことと注意したいこと
意外と気づきにくいのが、支援給付の申請は代理申請ができないという点です。家族が代わりに手続きしに行っても、給付の申請だけは妊婦本人が窓口に来ないと受け付けてもらえません。
また、土曜日の交付日は予告なく変更になることがあります。平日に動けない場合は、必ず事前に電話で確認してから出かけるのが無難です。わたしなら、当日の朝一で確認してから向かう、という段取りにします。
準備が整ったら今日できる一歩
まず手元にある書類を確認してみてください。マイナンバーカードがあるか、なければ通知カードや住民票がどこにあるか、それだけでも今日確認できます。
書類のありかが分かるだけで、予約の電話をするときの気持ちが少し楽になると感じています。厚木市の窓口は予約制なので、準備が整ったと思えたら電話一本から動けます。
この記事をきっかけに、母子手帳を受け取りに行く前の不安が少しでも減って、落ち着いた気持ちで準備を進められたらうれしいです。













